では具体的に句についてみていきましょう!
句とは2語以上で主語、動詞を含まない部分です。(節は2語以上で主語、動詞を含む部分です。詳しくはこちら)
例えば、
I like cats.
この文章でcatsというのは名詞です。
「猫」ですよね。
一方、
I like big cats.
この文章でもcatsは名詞で、「猫」なのですが、big cats、「大きな猫」で一つの名詞のカタマリとしてみることもできますよね?
このようなカタマリとしての見方を「句」と呼びます。
つまり、今回の場合、「big」+ 「cats」というように、2つの単語を使って、名詞の働きをしているので「名詞句」となります。
もう一つ例を挙げますね。
The pen on the desk is mine.
この文章で主語は、penということになるのですが、penだけでなく、「a]+「pen」+「on」+「the」+「desk」という5つの単語が組み合わさって一つの主語(厳密に言えば主部)になっていると考えられます。
したがってa pen on the desk は、5つの単語のカタマリで主語になっているので、名詞句ということになります。(主語になるのは名詞だけです)
さらにon the deskの部分に注目してみましょう。
この部分は、「on」「the」「desk」という3つの単語が組み合わさって、「机の上」という意味を作っています。
そして、「机の上・・・のペン」ということで、penという名詞を説明する形容詞になってますよね?
つまり、on the desk は形容詞句になります。
このように切り取る部分によって何句であるかということは変わるので、毎回その部分の働きを確認してください。
おそらく聞くよりも実際に考えてみたほうがわかりやすいので、下で問題で確認してみてください!
また、名詞や形容詞、副詞についてわからない人は名詞、形容詞、副詞を確認しておいてくださいね!
またせっかく句を学んだので、節も同時に理解することをお勧めします!
興味のある方はこちら/a>。
下線部は何句でしょう?
①Bill is very interested in visiting Paris.
②The boy in my room is Ken.
③Mike went to America.
①「ビルはパリを訪れることにとても興味を持っている」
in という前置詞の後なので必ず名詞
「visiting」+「Paris」という2つの単語で一つのかたまりになっている
よって名詞句
②「私の部屋にいるその少年はケンです。」
「私の部屋の中・・・の少年」 boyという名詞を説明の説明
「in」+「my」+「room」という3つの単語で一つのかたまりになっている
よって形容詞句
③「マイクはアメリカに行った」
前置詞+名詞は必ず形容詞句か副詞句
「アメリカに・・・行った」 go(went)という動詞の説明
「to」+「America」という2つの単語で一つのかたまりになっている
よって副詞句
(to America は名詞句にはなれません!前置詞+名詞」の法則を必ず覚えておいてください)