助動詞+完了形の部分とほとんど同じなのですが、一応こちらも見ておきましょう!
仮定法過去完了、公式みたいなのを覚えさせられましたよね・・・
これも少し考えるだけで覚えやすさがぐんと上がります!
そもそも仮定法というのは、時制を一つ前に戻して、現実とは異なることを表現する形です。
この時制を一つ戻すがポイントです。
例えば
If I were a bird, I could fly to you.
今のことを表現しているので時間を一つ戻して過去形になっています。
では仮定法過去完了
If I had finished my home work, I could have watched TV.
おそらく前半のhad finishedは理解しやすいと思います。
過去形の表す時間より前なので、仕方なく過去完了形です。
そして重要なのはcould have watchedの部分。
これは仮定法で「could」を用いていることから、「今、想定している」ということを理解しなければなりません。
そしてその思っている内容は過去のことです。
したがって、助動詞+完了形の部分でも説明しましたが、この部分のもっとも理想的な形は、
I could watched TV.
なんです。
しかし、助動詞の後ろには動詞の原形しか取れないため、上の形だと、現在のことか過去のことか判断できません。
そこでしぶしぶ出てくるのが・・・
はい、過去完了形です。
いつものように仕方なく出てきます。
I could had watched TV.
しかし、いつものごとくやる気はありません。
なので、結局助動詞にやられてしまい
I could have watched TV.
になっちゃうんですね!
以前も言いましたが、過去完了形は出てきてもすぐやられることが非常に多いかわいそうなやつなんです。
このイメージも少し頭に置いておいてください。
次回は不定詞+完了形です。
この範囲、苦手な人が多いんですが、過去完了のイメージで理解することができます!
「to + have + P.P」 と無理やり暗記している人たちこそ、ぜひ読んでみてください!!