形容詞の働きを具体的に見ていきましょう!!
とりあえず形容詞の働きは2種類あると覚えていてください。
1.名詞を説明する
2.補語になる
しかし、英語の形容詞では、名詞を説明する働きがさらに2パターンあるんです。
一つは日本語と同じで前から名詞を説明する方法。
a white cat
an interesting book
a boiled egg
など、white、interesting、boiledはcat、book、eggという名詞をそれぞれ説明する形容詞になります。
「白い→猫」「面白い→本」「ゆでられた→卵」というように、日本語と同じ使い方です。
しかし英語には日本語にはない使い方があります。
後置修飾というやつです。
英語では形容詞部分部分が2語以上の場合、つまり、形容詞句になる場合には、名詞を後ろから説明する、という特徴があります。
例えば
a pen on the desk
on the desk の部分は3語でdeskの部分を説明する、形容詞句です。
この場合a on the desk penという事はできません。
また
a baby sleeping on the bed
のような場合も、sleeping on the bed 4語でbabyを説明する形容詞句なので、a sleeping babyのように前からa sleeping on the bed baby とはできません。
これが読解の時にも意識しなければならない部分の一つとなります!
次に補語になる使い方を詳しく見ていきます。(補語がわからない人はコチラ)
例えば
I feel happy.
という文があった場合「happy」は「I」の述語になっていますよね?
「私は幸せです」という主語、述語の関係が成り立っています。
つまり、「happy」は補語になっている形容詞、ということになります。
もう一つ。
告白の言葉としておすすめな
I will make you happy.
意味は「私は君を(絶対に)幸せにするよ」です。
(絶対)の部分重要ですよ!笑
中学でwillは「~だろう」って覚えさせられるため、willについて誤解している人は多いですが、willという語は、ものすごく強い意志を表します。
脱線してしまうので続きは助動詞の部分で。
ということで、本来の話に戻ると、この文章ではyouが目的語になっています。(基本的に動詞の後ろの名詞は目的語と考えてください)
「あなたは・・・幸せです」というようにyou とhappyの間に主語、述語の関係ができているのがわかりますか?
直訳してみると、「私はあなたが幸せな状態を作ります」です。
幸せなのは、あなたです。
私が幸せになるので付き合ってくださいは少し勝手ですよね?(笑)
したがって、happyは補語になります。(youという目的語に対する述語)
ここで前回学習した名詞について思い出してください。
名詞も補語になることができました。
したがって、補語は名詞、または形容詞のどちらか
ということになります。
主語と目的語は100%何でしたか?
はい、名詞です。
必ず覚えておいてくださいね。
もし今わからなくても、とりあえずこの定義をしっかりと頭に残しておいてください。
また形容詞と副詞は非常に似ている品詞なので、ここを読んだ方は必ず副詞の部分に進んで形容詞と副詞、二つとも一気に覚えちゃいましょう!
ではまた例文を載せてここの範囲を終えたいと思います。
ではでは!
①My brother wants a cute penguin.
②The pen on the desk is mine
③The girl looks happy.
④I won’t make you sad
①私の弟はかわいいペンギンが欲しい
cute・・・penguinの説明
②机の上にあるペンは私のものです
on the desk・・・penの説明
③その少女は幸せそうに見えます
happy・・・補語「彼女は幸せです」という主語、述語の関係
④ぼくは君を悲しませはしないよ
sad・・・補語 「あなたは悲しむ」という主語、述語の関係