まずみなさん、名詞とはなんでしょう?

はい、みなさんがご存知のように、「ペンギン」「くちばし」「さかな」などの、物を表すのが名詞というものです。(僕のサイトでは名詞も代名詞も同じものとして考えます)

でもみなさん、そこで満足してはいけません。

これがわかっていてもあまり英語にはいかせないのです。

英語を理解するために、もう少しその定義に言葉をつけ足しておいてください。

英語において、名詞とは「主語、目的語、補語になることのできる物」と覚えてください。

「うわ、でた。こいつも結局SVOCとかいうそこら辺の奴と一緒かよ」ってなったみなさん、そうカリカリせずにきいてくださいな。(笑)

僕は出てきた英文が第何文型かを判断させるために目的語や補語というものを教える気はありません。

それでは従来の参考書と同様ゴリ押しになります。

僕が皆さんにできるようになってほしいことは、英語の文章を見て自分でその内容が理解できるようになることです。

英語の文章を理解するにあたって、主語、目的語、補語というものはとても重要なので、今はとにかくこの定義を頭に残しておいてください。

そしてもう一つだけ、「主語と目的語は100%名詞」、ぜひともこのことを頭に叩き込んでください。

これ、後にめちゃくちゃ使えます。

とりあえず以上が名詞について覚えておくべき事柄です。

参考までに下に例文を載せておきます。

The penguin can swim well.
I want a penguin as my pet.
My sister wants to become a zookeeper.

線の部分がすべて名詞です。
上から順に
①そのペンギンは上手に泳ぐことができる。
the penguin・・・主語
②私はペンギンをペットとして欲しい。
I・・・主語 a penguin・・・目的語 my pet・・・目的語
③私の妹は飼育員になりたがっている。
My sister・・・主語 a zookeeper・・・補語

です。

目的語や補語に関しては改めて説明するので今わからなくても気にしないでください。
また、僕のサイトでは、名詞も名詞句も名詞節も必要な時以外はすべて「名詞」と表現しています。

関連項目

形容詞~adjective~
副詞~adverb~
動詞~verb~
前置詞~preposition~
接続詞~conjunction~