こちらでは節についてみていきましょう!(句を理解してから読むことをお勧めします。)
節は句とおなじように2つ以上の単語でできている部分なのですが、その中に主語+動詞を含みます。
この言葉だけではちんぷんかんぷんなので具体的に見てみましょう。(笑)
The pen I bought yesterday is popular.
I bought yesterday の部分に注目!
この部分は関係代名詞、と呼ばれるもので、直前のpenを説明しています。
ということは、penという名詞を説明しているので、形容詞になります。
そして、今回の場合、「I」+「bought」+「yesterday」という3つの単語でできています。
したがって形容詞く・・・って言いたくなるのですが、ちょっと待ってください兄さん。
形容詞句にしてはいけません!!
ここで気をつけなければいけないのは、「I bought」の部分。
これ、主語+動詞になってますよね?
つまりこの「I bought yesterday」という文、3つの単語でできていて、さらに主語+動詞を持っているんです。
したがってこの部分は形容詞節になります。
(プチ情報:関係代名詞の部分は必ず形容詞節になります)
そしてthe pen I bought yesterdayの部分は・・・これは名詞句なんです。
一般的な参考書の説明の定義によればこれも名詞節にならないとおかしいですよね?
しかしみなさん覚えておいてください!
名詞節になる場合、thatを除いて、必ず主語+動詞がはじめに来ます。
例えば
I know that she is beautiful.
動詞の後は目的語が必要なのでknowの後は目的語がきます。
この文では「彼女が美しいということを」知っているんですよね?
したがって「that she is beautiful」 の部分が目的語になっているわけです。
つまり、この部分が名詞の役割をしているんです。
そして、先ほど述べたように、that を除くと、「she is」とすぐに主語+動詞がきています。
よってこの部分が名詞節になります。
(プチ情報:動詞「know, think, hope, believe, find」などの直後ろにthat 主語+動詞があればその部分は名詞節)
おそらく聞いているだけでは実感がわかないと思うので実際に問題を解いてみてください!
そして、句、節は文章を読むうえでとっても大切な部分です。
基本的に英文の主語は名詞句の形でできています。
言い換えると、形容詞によって説明され「句」になるんです。
なので読むときに重要なことの一つは、主語となる名詞句がどこまでかを判断することなんです。
まぁ、それはまた読解のところで説明します。
ではでは!
下線部は何節ですか?
①When I called Aki, he was studying.
②I have a brother who can speak English well.
③I think that English is a very useful language.
①「私がアキに電話をしたとき、彼女は勉強をしていました」
「私がアキに電話をしたとき・・・(勉強している)状態だった」
be(was)という動詞の説明
「when」+「I」+「called」+「Aki」の5つの単語からなるカタマリ
さらに「I called」という主語+動詞がある
よって副詞句
(「When I called Aki」の部分が 「he was studying」 という文全体の説明ととることもできます!副詞だから文の説明もできますよね!)
②「私には英語を上手に話すことができる兄がいる」
「英語を上手に話せる・・・兄」 brother という名詞の説明
「who」+「can」+「speak」+「English」+「well」の5つの単語からなるカタマリ
さらに「who can」という主語+動詞がある
よって形容詞節
(関係代名詞節なので必ず形容詞節です!)
③「私は英語はとても役立つ言語だと思います」
動詞think の後に」that があり、主語+動詞が続いているので
名詞節
・・・で終わるとちょっとそっけないので 笑
think の後には必ず目的語が必要
「英語はとても役立つ言語だということを・・・思います」
(副詞のように動詞の説明のようにも見えますが、動詞の説明をしているのではなく、対象を表しているので目的語です)
「that」+「English」+「is」+「a」+「very」+「useful」+「language」という7つの単語からなるカタマリ
さらに「English is」という主語+動詞がある
よって名詞句(目的語は必ず名詞です)
っと考えてもいいのですが、名詞句に関しては上のそっけない考え方で十分です!
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