進行形の授業の時に、毎回「love、belong、believe、resembleなどの動詞は動作じゃなく状態を表す動詞だから~ingにはしないんだ(ドヤッ)」と説明されますよね?笑
みなさん、この説明に毎回納得できているでしょうか?
僕は、「何が状態動詞、動作動詞やねん、そんなん言い始めたらbe動詞とくべつできんやんけ」というのが正直な感想でした。
しかし!!
動詞の本当の意味を理解していれば、この区別もできるんです。(初めての方は是非こちらを先にお読みください)
動詞の本当の意味は、「~をし始めてから、終わるまで~する」という意味でした。
そして、~ing、現在分詞の形は「~している」、と考えていただいてもよいのですが、厳密に言えば「(~し始めてから、~し終わるまでの)間」という意味なんです。
この二つの考え方で考えると、例えばstudyだと、studyingは、「勉強し始めて、勉強し終わるまでの間」ということになります。
つまり、~ing(現在分詞)の形になるためには、動作の始まりと終わりが必要なんです。
これを踏まえて”状態動詞”と分類されている方々をご覧ください。
例えばlove。
みなさん、人を愛するときに、「この人を愛するのはこの時からこの時まで」とはふつう考えませんよね?笑
なので「愛しはじめてから、愛し終えるまでの間」ということにはならないんです。
belongもそうです。
何かに所属するときには、普通辞めるときのことなんて考えません。
なんとなくわかってきたでしょうか?
”状態動詞”で~ingにならない、といわれている動詞はすべて「基本的に終わりが想定されていない動詞」ということになります。
believeもresembleもhaveも基本的に終わることが想定されていなため、~ingの形、「その間」とは言えないんです。
なのでこの記事を読まれた幸運な方々は、これから”状態動詞”という言葉を友達から聞いたら「基本的に終わりが想定されてない動詞のことな。」と、ぜひとも教えてあげてください!
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