[su_row]
[su_column size=”1/2″]
簡単評価
英語力上級者★★★★★
英語力中級者★☆☆☆☆
英語力初級者★☆☆☆☆
[/su_column]
[su_column size=”1/2″]
[/su_column]
[/su_row]
中級者のレベルを英検二級レベル(高校英語を一通り理解しているレベル)と想定しています。
個人的感想
最近のマイブーム、謎解きの文法シリーズのひとつです。
他の謎解きの文法シリーズと同様、対象者は完全に上級者です。
今のところ、全8冊のうち4冊まで読みましたが、どの本にも今まで僕が気になっていた部分に関しての内容が書いてありました。
今回は受動態の部分がそうでした。
中学高校では教えてもらえなかった、受動態としては使えない文、例えば
Mt.FUji is climbed by Tom.
「たとえトムに登られたとしても富士山には影響がないからこの文は許されない」、という説明に無理やり納得するしかなかったのですが、「影響がない」という言葉が漠然としすぎていて全く納得できていませんでした。
しかし、この本で「主語性格付け機能」などの考え方を知ることにより、今まで納得できていなかった受動態についても理解することができました。
またこの本では他にも、状態動詞の進行形、使役動詞の使い分け、許容されない強調構文の使い方などの細かい部分が取り上げられているので、よりネイティブに近い英語力を求める人は是非とも目を通していただきたい、と感じました。
・・・っというようなクソ真面目な感想になってしまいましたが、簡単に言うと、一般的な学習者は、ここまで気にすると嫌になっちゃうかもしれないので、このシリーズ全般に言えることですが、かなり文法マニア向けの本ですよ、ということですね!(笑)
なので、上級者の方で、特に文法マニアの方は是非購入してみてください!!
謎解きの英文法シリーズ
・謎解きの英文法冠詞と名詞(久野暲・高見健一)
・謎解きの英文法省略と倒置(久野暲・高見健一)
・謎解きの英文法単数か複数か(久野暲・高見健一)
・謎解きの英文法時の表現(久野暲・高見健一)
・謎解きの英文法否定(久野暲・高見健一)
・謎解きの英文法副詞と数量詞(久野暲・高見健一)
・謎解きの英文法使役(久野暲・高見健一)