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簡単評価
オススメ度 ★★★★★
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中級者のレベルを英検二級レベル(高校英語を一通り理解しているレベル)と想定しています。
個人的感想
学習参考書というより、英語の教え方について書かれている本です。
簡単に第二言語習得論について触れ、その観点から小学生、中学生、高校生、社会人のそれぞれにたいして、どのような教え方が理想的なのかの例をあげてくれています。
教師をしている人は必ず一度は目を通してほしいと感じる本です。
また言語学や、言語習得に興味のある人も、本の題名の通り、入門書として読むことをお勧めします。
一方学習者に関しても勉強方法を考えるための一つの指針になる本だと思います。
教える方が意識することを知ることで、逆に自分が学習するときに何を意識するべきかも見えてくるからです。
この本でも英語のコミュニケーション能力の習得に関しては、「大量のインプットと、少量のアウトプット」の立場が取られていますが、僕もその考え方に同意します。
たくさんのことを頭に知識として貯めるだけでも、やみくもに話しまくるだけでもだめで、その両方を行うことが習得のための条件であるという考え方です。
詳しいことは本の中でも説明してくれているので興味のある人は読んでみてください。(ちなみに僕がお勧めしている音読は、大量のアウトプットの部分にあたります)