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簡単評価
英語力上級者★★★★★
英語力中級者★☆☆☆☆
英語力初級者★☆☆☆☆
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中級者のレベルを英検二級レベル(高校英語を一通り理解しているレベル)と想定しています。
個人的感想
謎解きの英文法シリーズ副詞と数量詞の評価です!
まず内容としては、形容詞の形で副詞の意味もある単語、例えばhighと、その副詞形hghlyの違いなど、以外と意識していなかった部分についての解説や、これは大学受験でもよく出てきますが、agoとbeforeの違い、NarrowlyとNearlyの違い、新情報と旧情報に関して、ifの節が実は3種類あるということ、too, also, even, onlyの語法、副詞が修飾する部分、最後に数量詞遊離に関して取り上げられてます。
単語の違いに関しては、語法のような内容になっているので、ニュアンスの違いを使いこなしたい人には役立つ内容だと思います。
一方で、副詞が修飾する部分に関しての内容は、「このような使われ方の場合は、何種類かの解釈があります」というスタイルの説明なので、どの場合に、どのような掛かり方になるかというような公式的なものではなく、最終的には文脈判断になるので、公式のようなものを求めているならばこの本は適切ではありません。(受験レベルの副詞の掛かり方を知りたいなら、大学受験用の文法問題集で学習すれば十分です)
新情報、旧情報に関しての内容はこのシリーズの他の本にも書かれていたので、似たような内容になっています。(謎解きの文法シリーズは、同じ内容が取り上げられていることがよくあります。このことからも英文法はつながっているということが感じられますね)
そしてifの3用法に関してはものすごく難しかったので、もう一度読み直そうと思います。
数量詞遊離、(例えばThe students all come to the party.のように、allがthe studentsにかかる数量詞であるのに、離れているもの)は、学校うでは説明されることのないものなので一読の価値ありです!
というように、全体的にもいつも通り上級者向けの難しい内容ですので、文法オタク、と言えるほど文法が好きな人は是非読んでみてください。
謎解きの英文法シリーズ
・謎解きの英文法冠詞と名詞(久野暲・高見健一)
・謎解きの英文法使役(久野暲・高見健一)
・謎解きの英文法省略と倒置(久野暲・高見健一)
・謎解きの英文法単数か複数か(久野暲・高見健一)
・謎解きの英文法時の表現(久野暲・高見健一)
・謎解きの英文法否定(久野暲・高見健一)
・謎解きの英文法文の意味(久野暲・高見健一)