はじめまして。
Masaです。
いきなりですがみなさん、「英文力」という言葉を聞いて、まず何が思い浮かびますか?
「仮定法、関節疑問文、関係代名詞・・・などを理解していること」
皆さんよく勉強していて、いろいろな文法用語ご存知ですね!(馬鹿にしているわけではありません 笑)
では仮定法ってなんですか?
「気持ちを表す方法で、現実とは異なることを、時制を一つずらすことで表現することのできるやつです!」
はい、その通りです。
よくできました。
今のような確認がよくある英語の文法における学習方法の一つです。
If I ( ) you, I would kiss her.
( )に当てはまる語句を入れなさい。
なども典型的な英文法の学習です。(答えはwereですね)
ですから、おそらくほとんどの人たちは文法力というと、文法問題を解くための知識と考えていると思います。
その認識が間違っているとは思いません。
しかし、僕の中では少し違います。
僕の中で文法問題を解くための知識は、そのままなんですが文法知識という文類なんです。
何を言っているかというと、文法力という大枠の中の一つとして文法知識があるんです。
つまり、文法というのは文法知識だけがすべてではないということです。
「何言ってんこいつ?」ってなってる人も多いと思うので少し説明を・・・笑
僕は高校生の時、英語はあまり好きではなかったんですが、その中でも文法は好きだったんです。(英語を嫌いな人は普通文法が嫌いなんですけどね・・・笑)
なので、英文法のいろいろなルールは知っていましたし、文法問題は解くことができたんです。
しかし、読解が全くできなかった。
実力テストを受けた時でも、毎回僕だけ長文の内容が違うんです。(きっとどこかで完全に読み間違っていたんですね)
単語も受験生として最低限の量は持っていたので一般的に言われている文法力と単語力には問題がなかったんです。
大学生になってからもその状況は続きました。
英語の文法を説明したり解説したりすることはできたのですが、読解が全くできなかった。
おそらくこのブログを読んでくれている人たちにも、このような人がたくさんいると思います。
これがブログのタイトルにもなっているように英文法の落とし穴なんです。
このように、読解が全くできなかった僕でも、今では人並みの読解力があると自負しています。(持っている資格を見ていただければ納得していただけるでしょうか。)
それは、試行錯誤の結果、以下のことに気付いたからです。
まず、英文法は理解できているのに読解ができない、という人の主な原因は、おそらく次のどちらかです。
・文法を理解したつもりになっているだけで実際は理解できていない
・文法問題を解くための文法力しか持っていない
前者の場合は落とし穴にはまっているのでもなんでもなく、残念ながら単に文法知識がないために読めていないだけです。笑
後者の場合が英文法の落とし穴にはまっているということになります。
文法問題は解けるが、読解問題で全然読めないという状態です。
さらに考えてみましょう。
英文法の落とし穴にはまった原因は何だと思いますか?
それが先ほど述べたように、文法力=文法知識と考えていることなんです。
僕の考える文法力とは何かというと、文法知識と読解のための文法理解を合わせたものです。
後者の人たちは、自分の英語力、特に文法に対しての自信があるため、「どうして文法はわかっているのに読めないんだ」、っとなったり、読解ができなかったときのショックは大きくなるのですが、読解ができないのは当然なんです。
みなさんが文法問題をとけるようになったのは、繰り返し似たような問題を解き文法知識を高めてきたからです。
例えば、時や条件を表す副詞節ではwillは使えない、という問題に正解できるのも、そのような問題を解いたことがあるからです。
もし今言ったwillの話しがわからなかった人は、その問題に慣れていないからです。
っということは読解をできるようになるためには、読解に対する文法理解と慣れが必要なんです。
僕が言いたいことは、文法問題を解くための文法力と、読解のために使う文法力は全く異なるということです。
皆さんは文法問題と、読解における文法力が同じであると錯覚しているために読解ができないだけなんです。
読解をできるようになるには、読解のための文法理解が必要なんです。
読解での文法の意識の仕方、読み方を知らなければ読めるはずがありません。
先生の中には、「5文型が大切だ。5文型さえわかればなんでもできる!!」という人もいます。
確かに5文型は役立ちます。
しかし、5文型に分類して読むためにはその前提として読解のための文法の力が必要なんです。
具体的に言うと、形容詞と副詞を理解していなければ文型判断をすることは不可能です。
そこでこのサイトでは皆さんに、英語の読解のための文法を示していこうと思います。
僕が具体的に読解において大切な文法だと考えているものは以下のものです。
前提として
文を複雑にする
・不定詞(3用法)
・分詞(現在分詞・過去分詞)
・関係代名詞
・前置詞+名詞/a>
・等位接続詞
・分詞構文
読み方
・「誰が」「~する」「~を(に)」
・SVOCの文 ・・・etc(読み方に関してはいろいろあるので、別の機会にひとつずつ解説していきます。)
いろいろとありますが、まずは何といっても文法問題を解くための文法力と、読解のために使う文法力は全く異なるということを知ることが読解力アップへの第一歩です。
読解に対処するためには文法知識だけでは足りないんです。
僕はこのブログを通して、今まで自らが苦しみながら発見に至った、読解における文法の使い方をすべて伝授し、みなさんの英語の読解力を上げて見せましょう。
読解力に自信がない人たちは是非読んでみてください。