このサイトで一番強調したいところです!!
英語を読むのが難しい理由。
その答えがここにあります!
形容詞の重要性の部分でも述べましたが、英語で形容詞が難しい理由は「日本語にはない後置修飾(後ろから説明すること)がある」からなんです。
人間は違う言語を学ぶとき、どうしても自分の国の言語を基準に考えてしまうんです。
なので、日本語には存在しない後置修飾に苦しむんです。
理解するうえでの簡単な考え方は、英語では一語で名詞を説明する場合には前から、2語以上で名詞を説明する場合は後ろからと考えてください。
日本語ではどんだけ修飾部分が長くても必ず前から説明します。
言い換えると最後まで聞かないと何のことを話しているかわからないんですね。
「昨日クラブであった、髪が長くて、目がパッチリしていて、スタイルがとてもよかった・・・おじさん」みたいに、最後にどんでん返しもあり得ます。
絶対女性と思いましたよね?(笑)
しかし英語では説明が長くなる場合には、まず何の説明をするかをはっきりさせます。
「あるおじさんの話やねんけど、ちなみに、そのおじさんって昨日クラブであった、髪の毛が長くて、スタイルがよかった人やで」ってなるんです。
そして、ここでは後置修飾を持たない言語の使い手、日本人がよく苦しむパターンを一気にまとめちゃいます!
大きく分けて4つのパターンがあります。
1分詞
2関係詞
3不定詞
4前置詞+名詞
この4つのパターンに対応できれば、間違いなく読解がうまくできるようになるはずです。
まずは自分の苦手なところを見つけましょう。
下にあるそれぞれの文、訳せますか?
1分詞パターン
They bought a house built twenty years ago.
(わからなかった方は分詞~participle~へ)
2関係詞パターン
The birthday present I gave to my brother was a pen.
(わからなかった方は関係詞~relative~へ)
3不定詞パターン
I need a friend to talk with.
(わからなかった方は不定詞~infinitive~へ)
4前置詞+名詞パターン
The shops in this street are very nice.
(わからなかった方は前置詞+名詞へ)
というようにすべて形容詞になっているんです。
わからなかった部分が今の自分の弱点となるのでその部分をまずは学習してください!
下に訳をつけておきます。
1「彼らは20年前に建てられた家を買った」
builtが過去形ではなく、過去分詞であるということと、「built twenty years ago」が「house」の説明になっていることを見抜けたかがポイント
2「私が弟にあげた誕生日プレゼントはペンだった」
「I gave to my brother」 の部分が、「present」の説明になっていることが見抜けたかがポイント
3「私は話せる友達が必要だ」
「to talk with」の部分が「friend」の説明になっていることが見抜けたかがポイント
4「この通りにある店はとてもいい」
この文で「in this street」の部分が「shop」の説明になっていることが見抜けたかがポイント