⑤Mary finished my homework.
⑥Mary has finished my homework.

⑤「メアリーは宿題を終えました。」

⑥「メアリーは宿題を終えたところです。」

という意味になります。

正直⑥も「終えました」と訳してもいいんですが、一応違う訳にしておきました。

では何が違うのかというと、当然現在完了のイメージ、今のこともわかるかどうかがポイントです。

⑤のほうでは宿題が終わったことはわかりますが、いつ終わったかわかりません。

5年前に終わったかもしれないし、3か月前かもしれないし、2時間前かもしれない。

いつ終わったかわからないということは、今は何をしているか全くわかりません。

5年前に終えて、今は旅行中の可能性だってあります。

しかし、⑥のほうでは、今の状況もわかるんです。

確実に机の前、または宿題をしていた部屋にいることがわかるんです。

こちらの場合では2年前に終わった、なんてことはあり得ません。

宿題はとっくに終わっていて、ゲームなう、なんてこともあり得ません。

これが現在完了形の、今のことまでわかるというイメージです。

そして、この用法が現在完了の完了と呼ばれるものです。

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関連項目
現在完了形なぜhave+P.Pなのか
現在完了形が示していること