【第二言語習得論】赤ちゃんの言語発達「言語産出」クーイング(Cooing)や2種類の喃語(marginal babbling & canonical babbling)、一語文期や多語文期について

では子供の言語発達第二弾を見ていきましょう。(第一弾の「音の知覚」はこちら

第二弾は3歳ごろまでの「言語産出」についてです。

一つずつ見ていきましょう!

ちなみにあくまで目安のため、個人差があります。

さらに基本的には英語が母語の子供がサンプルとなっているため、「うちの子はもっと遅かった」などのツッコミはなしでお願いします・・・笑



もちろん生まれてすぐの赤ちゃんは話すことはできません。

しかし生後2ヶ月頃になるとクーイング(cooing)と呼ばれる「クー(グー)」と聞こえるような音を発するようになります。

この時期にはまだ身体的な音声器官が発達していないため、はっきりとした音を出すことができないんですね。



4〜6ヶ月頃になると喃語(babbling)が発せられるようになります。

このころの喃語はmarginal babblingと呼ばれ、母音と子音の間のような音を発します。(よく漫画などで用いられている「バブーバブー」という表現はバブリングからきているのかな?)

きになる人は某動画サイトなどでbabblingと検索すると聞くことができます。

その後7ヶ月目ぐらいには[da-da-da-da]というような規則性を持った同じ音の連続(cononical babbling)を発するようになります。

そして一歳になる直前ぐらいには、[babi-babi] のというような、より複雑な規則を持った音も発せられるようになります。



1歳になる頃には初めて単語が発せられるようになります。

その初めて発せられる単語のことをそのまま初語(first word)と呼びます。

この時期には単語と喃語の両方が現れる傾向にあるんですが、一応単語を発して思いを伝えることができるため、「一つの単語で文を作る」一語文期(one-word stage)とよばれます。

ちなみに僕の弟の初語は「パン」だったみたいです・・・笑

お母さんは忙しい時にいつも弟に「パン食べとき!」と言ってパンを渡していたようで、弟はその「パン」という言葉を覚え、お腹が空いた時に「パン!」という一語で「パンよこせ」という文を表現していたことになります。



そして生後13ヶ月頃には約10単語、17ヶ月頃には約50単語を発することができるようになると言われています。

この17ヶ月頃には二つの単語をつなげて話すことができるようになります。

“more juice”などですね。

日本語の場合だと「もっとジュース」的な感じでしょうか。

この時期も先ほどのように「2語で文を作る」ため、二語文期(two-word stage)とよばれます。

またこの時期の発話は前置詞や冠詞のような機能語が抜け落ちていて、新聞などの見出しのような構造になっているため、telegraphic speechともよばれます。



2歳になる頃には、文法事項にも少し気を使いながら話すことができるようになります。

英語では意味を伝える上で語順がものすごく大切です。(I love you.とYou love me.では全く意味が異なります)

このようなことも理解し始めているため、例えば、”Mummy shoe”と “shoe Mummy”では伝えたい意味が異なることも多くなってきます。(前者は “Mummy’s shoe”「ママの靴」、後者は “Mummy, fetch my shoe”「ママ、靴とってきて」を意図していった可能性があるようです)



そして生後30〜36ヶ月(3歳ごろ)には約150語ほどの言葉を発することができるようになると言われていて、この頃になると3語以上の文も産出できるようになってくるため、この時期を多語文期(multi-word stage)とよびます。



というような流れで赤ちゃんは言葉を発するようになっていくんですね。

ではこのままの調子で「言葉の理解」も見ていきましょう!

赤ちゃんの言語発達③「言語の理解」



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幼児の言語習得に関しては以下の三冊の本を基に書いています。(クリックで詳細表示)










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